【地方観光地に聞く】人口の60倍の観光客が訪れる観光地、次の一手-愛媛県松野町

  • 2020年11月25日(水)

 五島市を紹介した前回の記事に続く第二弾となる「地方観光地に聞く」。今回は人口約5,000人ほどの人口希薄地帯にある小さな町でありながら、多くの観光客が訪れる愛媛県松野町に地方観光地としての取り組みと、新型コロナウイルスの影響を伺った。

-まずは松野町と観光資源に関して教えてください

井上靖氏(以下敬称略) 松野町は愛媛県の南西部にある小さな山間部の町です。町内には、四万十川の源流部のひとつである広見川や目黒川が流れ、目黒川の源流部は国立公園滑床渓谷に指定されています。その滑床渓谷でのキャオニングやシャワートレッキングなどを目的とした方が多くいらっしゃってくださります。また、もうひとつの広見川からは天然物のうなぎや、上海蟹と近縁種であるモズクガニが獲れ、それが目当てでいらっしゃる方もおられます。幸いなことに昨年までは年間約30万人の方が観光に訪れてくださいました。

-コロナの影響はいかがですか?

井上 やはり新型コロナウイルスの影響はとても大きかったです。今年の3月から町内の宿泊施設はほぼ全て閉鎖しました。しかし、7月頃から人数を制限しながらもじわじわと再開し、8月以降は稼働率も高く好調です。アクティビティ系も従来であればオフシーズンである11月になってからもキャニオニングやラフティングに訪れる方が途絶えません。これはやはりGoToキャンペーンの影響も大きかったです。多くの人がキャンペーンで松野町を訪れてくれました。ただ、それでも観光客数は通年で例年の半分程度になると思います。

-今後の松野町の取り組みに関しておきかせください。

井上  松野町を訪れてくださる方のほとんどは、愛媛県内や四国に住まれている方です。あとは関西からいらしてくれる方が例年で1万人ほどと、近辺からの観光客に多くを頼っているのが現状です。大きな原因の一つは立地だと考えています。松山空港から松野町までは車でも一時間半はかかり、電車だけでは行くことができません。この点を解消するために「森の国誘客促進事業」という補助事業を我々は行っています。一定の条件はありますが、募集型企画旅行を行う際にバスの貸切代金を1台あたり最大50,000円助成するというものです。また、松野町内で宿泊や食事をされる場合は更に助成額が一定額加算されます。やはりこういった立地の問題を解消しようと思うと、旅行会社の皆様のお力を借りる必要があると考えた上での補助事業です。
 また、今はコロナによって多くの修学旅行や教育旅行が中止になっていますが、松野町であればこの問題の解消の一助となれるのではないかと思っています。基本的に松野町で楽しんでいただくことは屋外でのアクティビティですので、三密にはなりにくいですし、都市部と違って接触人数も少なくなります。
「森の国誘客促進事業」以外にも、宿泊施設やアクティビティを利用いただく際に料金を割り引く「森の国松野で遊ぼう! 泊まろう! キャンペーン」なども行っており、こちらももちろん旅行会社の方にご利用いただけ、GoToキャンペーンとも併用いただけます。もし松野町の手配に興味を持っていただける方がいらっしゃれば、是非ご連絡ください。

松野町役場ふるさと創生 課連絡先
電話番号 0895-42-1111
メールアドレス m-sousei@town.matsuno.ehime.jp

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